≪地方移住/別荘DIY≫ 下地のない壁にはこれ! 玄関をリノベ

DIY

中古別荘に移り住むのであれば、必ず必要となってくるセルフリノベーション。
なぜなら、別荘として使わていた家には、定住で住む家としての機能が欠けていることが多々あるからです。

中古別荘を購入した我が家

中古別荘に限らず、中古戸建は元が注文住宅であれば、その可能性は大。
こだわりの詰まった家には、その人にしか使いこなせない(誰でも使いこなせるわけではない)特徴が往々にあるように思います。

我が家も元は別荘として建てられた家のため、家自体の平米数はとても大きいのに対して、収納スペースが足りないのがネックとしてあります。

その中でも特に問題だったのが玄関!

我が家の玄関 リノベ前

玄関の靴箱の作りも昭和の作りである上に、定住で使うにしては収納スペースが小さすぎる!
という事で、この家に引っ越してからというもの、我が家の玄関には靴はもちろん、その他の出かける際に必要な大量の物であふれていました。

玄関自体のスペースは狭くはないが、収納が足りない。

という事で早速セルフリノベを開始。
今回は、現存の靴箱は活かしつつ、何もない壁側に新たに棚を設置しようと思います。

玄関リノベ 第1章  - 壁の下地の確認 –

まずは下地の確認です。この壁に設置したいのは、壁付けの棚。
という事は、壁に全ての重さの負荷がかかるので、壁の強度が必要という事。
早速、Youtuberのカズチャンネルのカズさんもオススメしていた「下地探し どこ太」をホームセンターで購入。

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我が家の壁にプスプス針を刺してみたところ、見事に下地は石膏ボードだけで、強度が全く足りないことがわかりました。
そこで次に私が使ったのはこれ!

「スピード・ミニ20」!!

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業務用と書いてありますが、まさにすごい商品で、あっという間に35㎏の重さにも耐えられる下地ができる代物。
早速こちらも施工していきます。

玄関リノベ 第2章  - 下地の強化 –

まずは、穴開け位置の確認。
今回私はロイヤルのチャンネルサポートという棚柱を設置計画です。こちらの棚柱を実際壁に仮固定し、ネジ穴をすべて印をつけていきます。
そして印をつけた個所をドリルで1㎝くらいの穴をあけ、そこにこのスピード・ミニ20のスポンジをイン!

穴にスポンジを刺したところ

そうしたら、付属の液体をスポイトでスポンジの中に差し込みながら注入。こちらを繰り返して1段階目の施工終了。すべて終えたら30分~40分の乾燥時間をはさみます。

乾燥終えたら、はみ出したスポンジ部分をカッターでカット。失敗しているところは、液が垂れてしまっているものもありました。

スポンジ部分をカットした状態
液だれも結構発生しました

今回、取り付ける棚柱が2m弱と長物だったこともあって、かなりの数を施工した我が家。

付箋は柱が横に入っている位置の確認。柱の間隔と合わず、たくさんのスピード・ミニ20を使用

棚柱を2本設置で計12個のスポンジ下地を施工しました。(スポンジは20個入りなので20か所施工できます。)

 

下地が10か所以内の場合はスピード・ミニ10も売ってるよ!

 

玄関リノベ 第3章  - 棚板塗装 –

無事棚柱も設置し、次は棚板の塗装です。
いつも通り、板を我が家御用達のホームセンタームサシにて棚板をカットしてもらい、(前回のDIYリビングカウンター編を参照)ついでにまたしてもWATCOを購入。
今回はいつものミディアムウォルナットが売り切れでチェリーを手に入れました。

左:ミディアムウォルナット 右:チェリー

早速塗装をしてみると、結構色の違うこの2色。

上:ミディアムウォルナット 下:チェリー

今回は、色の濃い重厚感のあるチェリーで仕上げることにしました。
全て塗装も終わり、今回の棚柱専用の木製用棚受けを棚板に固定し棚は準備オッケー!
次は、下駄箱も同じチェリー色に仕上げます。

玄関リノベ 第4章  - 下駄箱塗装 –

さて、最後の大詰め。下駄箱塗装です。
とはいえ、作業は単純。壁側に作った新しい棚に合わせてWATCOのチェリーと、アクセントに扉を黒で塗装していきます。
そして、下駄箱の取っ手も可愛いものに変更しました。

という事で、玄関リノベ 完成!!!

完成した 新しい我が家の玄関

完成しました!こちらがリノベーション後の我が家の玄関です!!

壁沿いに壁付けの棚を設置

まっさらに何もなかった壁沿いには高さ調節可能な壁付けの棚を設置。
もしまた靴が増えるようであれば、棚板を増やすことも可能です。

靴箱も塗装して昭和っぽさを払拭

そして元々あった靴箱も塗装。
向かいの壁沿いに大容量柱棚の靴置き場が増えたおかげで、こちらには薪割セットを置く空間も作れました。(棚左側)
そして、靴箱の取っ手はなんと100円ショップで買ったパーツを採用!
こちらも本体と同じくWATCOのチェリーで塗装し、色も統一されいい感じです。

そして最後に、裸足で降りれる空間を作るためにラグマットを玄関土間内に設置!
こちらは柄もサイズも選べて、生地も厚めのインド綿で、我が家のサイズの場合は、なんとたったの1078円(送料660円)でした!


 

柄も色もとっても気に入っています。(笑)
このラグのおかげで、宅配便を受け取るときにもスリッパのまま玄関に出れるので、荷物がしょっちゅう届く我が家ではかなり重宝しております。

という事で今回は、我が家の玄関セルフリノベーションをお送りしました。
収納が増えたおかげで使いやすい玄関になりとっても満足です!

少しでも誰かのアイデアや、イメージングの助けになれば嬉しいです。

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