銃取得への道 3 / ≪教習資格認定申請≫をする

猟銃等初心者講習を受けてから早2か月。
そろそろ射撃場もオープンするという事で、次の準備≪教習資格≫を受けるための申請をしてきました!

教習資格認定申請の仕方

まず、必要書類をそろえます。

  • 教習資格認定申請書
  • 精神科の診断書
  • 同居親族書
  • 身分証明書
  • 証明写真2枚
  • 住民票
  • 講習修了証明書
  • 経歴書

以上が、一般的に始めて銃を持とうと思う人が必要な書類です。

この内、「身分証明書」と「住民票」は市役所で発行してもらいます。

パンダ
身分証明書なんて聞いたことないと思いますが、市役所で「この人は今現在破産宣告受けていません」だったり、「この人は自分で財産管理をできる能力を保持しています」みたいなことを証明するものになります。

これらの必要書類一覧は前回の≪猟銃等講習会申し込み≫をした際に警察署でもらう「猟銃等取扱読本」に記載されていますが、そこには「住民票の写し」と書いてあります。
「写し」を「コピーもOK」と勘違いした私たちは、住民票を自宅にてコピーしたものを持っていきましたが、そちらNGでしたので、ご注意ください!

初心者講習でもらえる取扱読本

≪猟銃等講習会申し込み≫の記事はこちら→

そして、その他の「教習資格認定申請書」「精神科の診断書」「同居親族書」「経歴書」については、すべて警察のホームページより規定書類をダウンロードできます。
長野県警察の書式ダウンロードページはこちら→
こちらの書式については全国統一だと思いますので、自分の県のページが見にくい時はこちらからダウンロードできます。

書類の記入ルール

さて、先ほどのダウンロードした所定の書類。
これらには直筆で必要事項を記載していくわけですが、ここに落とし穴が!!
初めて記入する場合は必ず警察署にて訂正されると思いますので、下記の点にご注意ください!

私たちが提出した書類は間違いだらけ
パンダ
訂正されたら最悪の場合、後日再提出になるから気を付けてね!
ルールその1/ 番地は住民票通りに

これらの書類に記載する住所はすべて、住民票通りの記載に統一します。
例えば1丁目1番1号の住所であれば、その通りに。1-1-1等のよく使われる略した記載だと受け付けてもらえません。

ルールその2/ 修正ペンや修正テープは利用不可

修正ペンや修正テープでの修正は禁止されています。
間違えた場合は横2重線で消し、正しい情報を記載し直せば大丈夫だという事です。

ルールその3/ 経歴と住所歴は上から古い順に

経歴書に記載する情報は上から古い順に並ぶように記載します。就職活動などで使う経歴書では新しい情報が上になるように書きますので、それとは逆になります。
また、住所歴は文字通り「住所歴」なので、住民票を移動していない場合も住所歴に記載する必要があります。
(住所歴・経歴は過去10年分の情報記載が必要です)

ルールその4/猟銃等所持歴・犯歴がない場合は「なし」と記載

経歴書の裏面に「猟銃等所持歴」と「犯歴」を書く場所がありますが、両方ともにない場合は「銃種」及び「犯歴の内容」欄に「なし」と記載します。

無事に申請が受付されたら

無事申請が受理されたら、同じ警察署内で手数料\8,900分の収入証紙を購入し、そちらも併せて提出します。
私の住んでいる上田警察署では2階に申請書類を提出する生活安全課。そして1階の入り口を入ってすぐの位置に証紙等を販売している受付みたいなものがあり、受理後にその場で買って提出しました。

証紙を提出して、今日の工程は全て終了かなと思っていたら、このまま面接をするとの事。
別室に案内され、私達の場合は夫婦二人で一緒に申請していたので、一緒に別室に案内されました。
そこで

  • なぜ銃を持とうと思うのか
  • どういった事に銃を使うつもりなのか
  • 昔から銃に興味があったのか

などなど、銃に関する考え方や経緯から

  • 借金の有無
  • ギャンブル
  • アルコール
  • 暴力団関係との付き合い

等の生活全般の質問等を受け、その日の面接が終了しました。

教習資格認定申請まとめ

教習資格認定申請には、警察署で30分以上の時間を要しました。
また申請場所の警察署の生活安全課では古物商の申請者の方などもいて、その方の待ち時間もあり、私たちは結局警察署に1時間半程度いたように思います。
提出だけかと思いきや、面接などもあり、書類も初めて提出する方は確実に訂正箇所が発生するかと思われますので、時間の余裕があるときに申請に行かれることをお勧めします。

次は、上記の認定資格を受けるに値するかどうか、住居場所の最寄りの駐在警察官の方が、家に確認をしに来るようです。

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