長野県の別荘地にある、とある中古物件を購入した私たち。
別荘らしいその物件は洋風仕様で吹き抜けのある、20畳以上の広さのあるリビングが特徴です。
どんな家?と思った人は、こちらの動画を見てみてね。
家自体はかなり広めの4LDK。
今現在2人暮らしの我が家は、2階の2部屋を客間として利用している現状です。
家自体はとっても広いんだけど、別荘として使われてたためか、収納が足りない。。。
それが、この家に引っ越してきた時の困りごとでした。
そして、この家にかならず追加したい家具。
それはキッチンカウンターです!
リビングの一角にあるキッチンスペース。
そこの周りを囲むようにサイズの合った、使いやすいカウンターを設置したい!
家の内見時からもくろんでいた案件です。
という事で、さっそく作業開始!
まずは材料調達!
うちの行きつけホームセンタームサシへ!
こちらのホームセンターは4200㎜もの長さのある板材なども売っていて、大きな家具を作りたい我が家にとって救世主のような存在です!
こちらでカウンターの材料となる
- 板 (赤松集成材 20x500x4200mm)1枚
- ワトコオイル1ℓ(ミディアムウォルナット)
- 足用90㎝丸棒 3本
- 足用アジャスター 3個
- 丸棒取り付け台座 3個
- アジャスター取り付け台座 3個
- アイアンペイント200㎖ (ブラック)
- 天板用棚受け 5個
を購入しました!
まずは天板をカット!角を斜めにかっこよく!!
まずは天板の加工から。
板の直線カットは、板などを扱っているホームセンターでは大概カットサービスもあるので、そちらでカット。
カウンターの長さにそろえて奥行30㎝幅の板を225㎝と160㎝にカットしてもらいました。
カット代は木材加工1回に付き30円。しかも225㎝なんて普通に売ってる木材(大体90㎝x182㎝とか)じゃあ取れないサイズだから、ムサシ様様です!
そして家でのカット作業は、角の斜め切り落とし!
カウンターの角を角合わせで仕上げる予定です。
2枚の板の両方を斜め45度で切り落とします。
そしたらとにかく、やすり掛け!
サンダーでひたすらエッジを滑らかにしていきます。
サンダーは1回廊下でやったら、そこら中が木くずだらけになりました(汗
そして、あらかたスムースになったら、木を合わせて置いてみます。
角の先がまだヤスリが足らないようなので、微調整。(90度に木を置くと角だけ当たってしまう)
ひたすら微調整を続け、やすり作業は終了です。
次はひたすら塗装!アイアンペイントで鉄風に!!
次は塗装作業。
天板は木目を生かしたワトコオイルを使用し、足元はアイアンペイントを使って鉄風にしていきます。
まずはワトコオイルから。
ワトコオイルは、素人でもそれっぽく簡単に塗装できるという代物。
DIYに興味のある人であれば、1度や2度、YouTubeやブログで見かけたことがあると思います。
|
この中から今回は「ミディアムウォルナット」をチョイス!
1回塗っただけで、こんなに味のある仕上がりです!
続いて、足となる丸棒も塗装!
こちらは塗っただけで、まるで鉄になるというアイアンペイントを採用!!
|
こちらは、厚塗りにした方がより鉄っぽく見えるので、厚塗りをお勧めします!
ついでに足のアジャスターパーツも塗装しておきました。
パーツを組み立て。意外とこれが大変だった。
では、塗装を終えた各パーツを組み立てていきます。
まずは足にアジャスターを増設!!
台座を足の端にネジで固定します。
まずは、ドリルでネジ位置に穴をあけてからネジ固定。
こう言う小さめのパーツや、位置がずれると困るときは、この穴あけのひと手間は省かない方がいいです。
ネジで台座が固定出来れば、後はアジャスターをはめるだけ!
台座部分も黒で塗っておいたので、シルバーが目立たなく統一感のあるパーツができました!
そして次は、この足を天板に取り付ける台座をつけていきます。
こちらもネジで台座を天板に固定していきます。
32mmφの丸棒だったので台座も32mm直径の台座を買いました。
ピッタリサイズをチョイスしたので丸棒をはめてみると
ペンキの厚みが邪魔をして入らず。
結果、差し込む部分のペンキはやすりで削り落とし、はめ込むことに成功しました。
DIYはまさにトライ&エラーの繰り返しだね!
最後のパーツ加工は、天板です。
実は、一部コンセントを通したい場所があり、コード穴をあけることにしました。
まずは、穴の形をラフスケッチして
その線の通りにドリルで穴をあけていきます。
穴を一通り開けたら、のこぎりで切り込みのように2~3本ドリルの穴の部分まで切り、後はトンカチでたたき落とす!
荒業のように見えますが、これが一番簡単な方法だと思います。
ただ、このままではもちろん切り落とした部分がガタガタ。
キチンと丁寧にヤスってから、設置していきます。
カウンター設置。最終章
ついにカウンターを壁付けしていきます。
まずは棚受けを壁に固定していきます。
キチンと下からの距離を測って、間隔も計算したうえで仮止め。
今回のカウンターでは、木製の棚受けをチョイスしました。
|
場所が決まったら、ドライバーで壁に直付けです。
今回の、うちのL字カウンターの場合は左右で長さが違うので、それぞれ2個と3個の棚受けを設置。
うん、いい感じです!
そしていよいよ、天板の設置に進みます。
天板2枚を角を合わせて置いてみます。
おぉ!角もピッタリ!!!
コンセントコードを通す穴もいい感じでできています。
天板を乗せた感じ問題なさそうなので、このまま天板を棚受けに固定し、角の天板合わせの下にも足を設置。
そして、念のため角の天板の合わせ部分に、裏から固定金具も追加します。
さあ、これでやるべきことはやりました!
果たして完成系は!!!
じゃーん!!!
足が3本、棚受けが5個のカウンターができました!
どうでしょう?
最初のカウンターだと元々あるキッチンとの高さの差が全くなく、長さも中途半端だったものが、作り直したおかげでスッキリ使いやすいカウンターに変身しました。
そしてこのカウンターが完成してから4か月後の今の姿はこんな感じ!
生活感が丸出しですが、奥行きを30㎝にしたおかげで既製品の奥行30㎝の棚がすっぽりとカウンターの下にはまりました!
こういった既製品との組み合わせも考えて、サイズを決めるのもよさそうですね!
今回私が購入したカウンター下の雑誌がおける棚は2個セットでとってもいいお買い物をしたなと思っています!
|
ただ、雑誌を置けるフラップがある分、棚の上部はサイズピッタリのファイルや本を収納すると、フラップがピッタリ閉じなくなるので、そこだけ注意です!
という事で長くなりましたが、今回は前回の食器扉黒板化DIYに引き続き、こんな中古別荘素人DIYのご紹介でした!
こちらの内容は、YouTubeでも確認できますので、もしもっと詳しくかかった値段とか知りたいなと言う方は、動画で詳細確認できますので是非ご視聴くださいませ。
引き続き、DIYをしましたら、またご紹介させていただきます!